グリーンカレー2016/06/11 09:12

辛いものはそんなに得意じゃない。けど例外はあって、グリーンカレーがそのひとつ。毎年、夏になると何回か食べる。自分では作らない。レトルトのを輸入食材店か、無印良品のを買う。
 もう何年も前に友達に連れていってもらったアジアンキッチンでタイカレーを初めて食べた。酒豪の彼女と違い、辛いものは普段食べなかったんだけど、これはアタリだった。辛い!けど美味しい!まろやかで甘みがあってスパイスの独特の風味も新鮮だった。こういう種類の辛さがあったとは。
 その後無印でレトルトのグリーンカレーを見つける。これこれ、この系統の味。改良されながらレギュラー商品になってるのでいつでも買える。
 でも相方には辛すぎて無理!っていう事だから、もっぱら一人のときのお楽しみ。
 まだ夏じゃないけど、好きなときに食べられるように、買い置きしておかなくちゃ。

『スターウォーズ~フォースの覚醒〜』と昔、先行オールナイトに行ったこと2016/03/28 23:46

スピード感、たくさん出てくるメカや乗り物。今作も面白い。こんな大作をよく続けられるもんだ。

『宇宙戦争』って大きなスケールで描かれるのに、根幹はたった1家族の物語っていう対比が、また面白い。

スクリーンにタイトルが出ると同時に鳴り響くテーマ曲。あのワクワク感。
 学生の時、友人に誘われて5人でエピソード1(アナキンの子供時代の話)を先行レイトショーで観に行った。それまでスターウォーズなんて全く興味なかった。
 25時からだったのでみんなで時間をつぶして待って、上映中に寝ちまわないようにリポビタンDを飲んだ。
 『はるか昔…』映画冒頭の語り字幕。続いてSTARWARSのタイトルと音楽。すると観客たちが一斉に『うぉーーっ!待ってましたあ!』と歓声を挙げ、腕を振り上げた。映画鑑賞がこんなエキサイトするなんて!そう、そうなのだ。先行上映で、しかもこんな深夜でも観たい人は、本当に好きな人たちなのだ。そして先行上映されるほどの作品なのだ。
それから他の作品も観てすっかりはまってしまった。

 先行上映の後は、他の友達も合流して宅飲み。皆ごろ寝で朝になる。大学生らしい思い出。上映中、隣に座ったオジサンの、酒の匂いといびきもセットで思い出になってるけど。次回作も観に行く。

『ハイ・フィディリティ』2016/02/20 11:21

・音楽好きなのにモテない。 ・好きなことはリストやランキングを作りたがる ・好きだった異性や恋人の思い出を思い出す時、その時々で聴いていた曲もセットになっている。 …こんな人は見た方がいい映画。  月曜日の朝に聴きたい曲テープ、好きな女性に想いを伝えるテープ、誰かにオススメしたいアーティストのテープ…何かにつけてテープを作る。主人公のロブを始め、彼の経営する「チャンピオン・バイナル」の従業員みんなそう。  『(想いを伝えるテープを作るときは)歌詞の隅々まで気を配る』…それは、手間のかかる、不器用な作業。でも、音楽が大好きで日常に溶け込んでて、またそれを日常のシーンごとに寄り添わせていく、丁寧に音楽と向き合ってる作業。そんな、スピーディーとは無縁、不器用なのが良いんだよね。  この映画にもジャック・ブラックが出ている。「チャンピオン・バイナル」に出勤してくる場面のくだりがいい。ディック選曲のテープを完全否定、放り投げて自分の作ってきたテンションアゲアゲのテープをかけ始めるのなんか最高。「チャンピオン・バイナル」、行ってみたい。 劇中で使われている曲もいいよ。サントラ欲しい。  そして、ロブ、冴えない男の設定だってなってるけど、すんげーモテてるよね。

麦チョコ2016/01/25 23:48

チョコの季節が来た。巷では高級なものの話が多いけど、今回は麦チョコ話。こないだ無印良品の改装してしまう店舗で久しぶりに買った。 麦チョコ。まだチョコレートが高価だった時代に考え出されたという駄菓子。 美味い。袋を開けたら止まんない。買い置きしたら最後、すぐなくなる。 2つがくっついてるやつ(ふたごちゃんと呼ぶ人もいるらしい)もチョコが多く絡んでいる気がして美味しい。これを前歯で剥がしながら食べたりするのが好きだった。 駄菓子屋で30円の麦チョコ。100円かそこらの予算で駄菓子を買う中では贅沢な一品。  スーパーやコンビニのPBの物で十分美味しいけど、高級品てあるのだろうか。ふと気になってWebで調べた。どうやらレーマンというメーカーの麦チョコが高級品で、デパートや高級スーパーなどで売ってるらしい。これは今度買わねば!  ちなみに、私が今まで食べた中では無印良品の麦チョコがダントツで美味しい。OEMなんだろうけれど、どこが作っているか気になる。 勝手な願望だけど、大好きなLOTTEのガーナブランドで麦チョコ作ってくんないかな。 チョコ中毒万歳。

『バグダッド・カフェ』2015/11/08 11:58

 アメリカ、ラスベガス近郊にあるモーテル。なのに、バグダッド。砂漠だからかな。これも自分でDVD持ってる映画。  砂漠のさびれたモーテルにやってきたドイツ人婦人。夫婦で旅行のはずが亭主に置き去りにされモーテルに住み着く。ぴりぴりが常態のモーテルの女主人は彼女の行動にもストレスを募らすも、やがて乾いていたモーテルとともに潤されていく。ヒューマンストーリー。  オープニングから全編にわたって流れる主題歌「コーリング・ユー」。哀愁が何も無い砂漠を覆うようで、この空気感が良い。もしも、「無闇やたらに元気なアメリカ」を醸し出す曲が使われてたら、この映画の良さは半減してたと思う。監督がドイツの人だからかな。  あとね、画面の色使いがいいの。なつかしいような、色使い。音を消してプロジェクタで壁に映し出しても素敵な映画だと思う。