『スターウォーズ~フォースの覚醒〜』と昔、先行オールナイトに行ったこと2016/03/28 23:46

スピード感、たくさん出てくるメカや乗り物。今作も面白い。こんな大作をよく続けられるもんだ。

『宇宙戦争』って大きなスケールで描かれるのに、根幹はたった1家族の物語っていう対比が、また面白い。

スクリーンにタイトルが出ると同時に鳴り響くテーマ曲。あのワクワク感。
 学生の時、友人に誘われて5人でエピソード1(アナキンの子供時代の話)を先行レイトショーで観に行った。それまでスターウォーズなんて全く興味なかった。
 25時からだったのでみんなで時間をつぶして待って、上映中に寝ちまわないようにリポビタンDを飲んだ。
 『はるか昔…』映画冒頭の語り字幕。続いてSTARWARSのタイトルと音楽。すると観客たちが一斉に『うぉーーっ!待ってましたあ!』と歓声を挙げ、腕を振り上げた。映画鑑賞がこんなエキサイトするなんて!そう、そうなのだ。先行上映で、しかもこんな深夜でも観たい人は、本当に好きな人たちなのだ。そして先行上映されるほどの作品なのだ。
それから他の作品も観てすっかりはまってしまった。

 先行上映の後は、他の友達も合流して宅飲み。皆ごろ寝で朝になる。大学生らしい思い出。上映中、隣に座ったオジサンの、酒の匂いといびきもセットで思い出になってるけど。次回作も観に行く。

『ハイ・フィディリティ』2016/02/20 11:21

・音楽好きなのにモテない。 ・好きなことはリストやランキングを作りたがる ・好きだった異性や恋人の思い出を思い出す時、その時々で聴いていた曲もセットになっている。 …こんな人は見た方がいい映画。  月曜日の朝に聴きたい曲テープ、好きな女性に想いを伝えるテープ、誰かにオススメしたいアーティストのテープ…何かにつけてテープを作る。主人公のロブを始め、彼の経営する「チャンピオン・バイナル」の従業員みんなそう。  『(想いを伝えるテープを作るときは)歌詞の隅々まで気を配る』…それは、手間のかかる、不器用な作業。でも、音楽が大好きで日常に溶け込んでて、またそれを日常のシーンごとに寄り添わせていく、丁寧に音楽と向き合ってる作業。そんな、スピーディーとは無縁、不器用なのが良いんだよね。  この映画にもジャック・ブラックが出ている。「チャンピオン・バイナル」に出勤してくる場面のくだりがいい。ディック選曲のテープを完全否定、放り投げて自分の作ってきたテンションアゲアゲのテープをかけ始めるのなんか最高。「チャンピオン・バイナル」、行ってみたい。 劇中で使われている曲もいいよ。サントラ欲しい。  そして、ロブ、冴えない男の設定だってなってるけど、すんげーモテてるよね。

『バグダッド・カフェ』2015/11/08 11:58

 アメリカ、ラスベガス近郊にあるモーテル。なのに、バグダッド。砂漠だからかな。これも自分でDVD持ってる映画。  砂漠のさびれたモーテルにやってきたドイツ人婦人。夫婦で旅行のはずが亭主に置き去りにされモーテルに住み着く。ぴりぴりが常態のモーテルの女主人は彼女の行動にもストレスを募らすも、やがて乾いていたモーテルとともに潤されていく。ヒューマンストーリー。  オープニングから全編にわたって流れる主題歌「コーリング・ユー」。哀愁が何も無い砂漠を覆うようで、この空気感が良い。もしも、「無闇やたらに元気なアメリカ」を醸し出す曲が使われてたら、この映画の良さは半減してたと思う。監督がドイツの人だからかな。  あとね、画面の色使いがいいの。なつかしいような、色使い。音を消してプロジェクタで壁に映し出しても素敵な映画だと思う。

『恋は邪魔者』2015/11/05 16:20

 自分で持ってるDVDソフトの中から。また観たくなった映画は買うようにしてるので。  レニー・ゼルウィガーが好き。何といっても笑顔がキュート。『ブリジットジョーンズの日記』を観てから好きな女優さん。(第3弾がクランクインするみたいね)  で、もうひとつこの映画の設定が60年代なこと。ファッションとインテリアが素敵。スチュワーデスの制服や、バーバラの部屋が特にいいね。  キャッチャー・ブロックとバーバラがお互いの部屋から電話で話すシーンが画面2分割で描かれるのだけど、コメディっぽくてお色気でGood.(オースティン・パワーズにもこんな演出のシーンあったっけな。)ストーリー展開も目が離せなくて飽きさせないすよ。  余談だけど、映画が実際に撮られた時代よりもストーリーの時代設定が古い時って、どうしても女優さんの顔で分かるよねw眉の形やメイクの端々に実際に撮られた時代の流行がにじむもの。

『ホリディ』2014/09/03 07:50

さて、ブログもレヴューも久しぶりに書いてみる。

 先日TV番組中で、LiLiCoが映画に登場する家(テント)を無人島で再現するというのをやっていて、その中でやたらに紹介されていて観たくなった1本。

 キャメロン・ディアス、ジャック・ブラックが出てた。

 ネットサイトに登録した女性同士が互いの家を交換してクリスマスを過ごす。それぞれ恋の痛みを抱えて…というもの。

 ジャック・ブラックが素敵な役をやっていた。『スクール・オブ・ロック』『ハイ・フィデリティ』とか強烈な役の印象もあるけど、ユーモアのある男前の役が素敵だった。

 LiLiCoが再現しようとしていた家は、劇中で素敵なエピソードだった。こども頃、ああいうのやりたかったよなあと懐かしい憧れが甦って。

 ストーリーもほんわかハートフル。

 妊娠してからは、こういうドラマがやっぱり心地良い。現在6ヶ月目。母が心地良いものは、子どもにも伝わるだろうか。