[ 竹工芸 翠屋 ]の箸置き2011/04/02 23:36

二つになって、本当に良かった(笑)
 箸置きがほしくてしばらくああでもないこうでもないと探してまわっていたのだが。
 結局これにした。はすの箸置き。

谷中を散歩していて見つけた竹細工屋。
[ 竹工芸 翠屋(たけこうげい みどりや) ]
ゆうやけだんだんの階段の麓あたりに店がある。荒川区の無形文化財なのだそうだ。花籠といった大物の工芸品から箸やコースターまで。素敵な東京の民芸品。

 ころんとした形。竹の模様が出ていてひとつひとつ微妙に違った表情をだしている。触った時の竹の感触。それに落としても割れない(笑)
 一人暮らしという事もあって、最初はひとつだけ購入したのだが。恋人ができてもう一つ買い足した。

 おせち料理の中にもあるように、蓮は「見通し明るく」という縁起モチーフ。
3月の震災の余波はまだ終わっていないが、誰もが良い方向へ向かう様、祈っているのは同じ事。どう良い方向に向かうかイメージして、その中で自分にできる事を考えていこうと思う。

[ 旅の本屋 のまど ]2011/04/15 14:04

 西荻窪駅北側、駅前の道を吉祥寺方面に歩いていくと右側にある本屋さん。
 最初、この辺にある別の店を目的にこの辺りを歩いていたら見つけて吸い込まれるように入った。「旅」がコンセプトだって?なんて素敵な本屋さんなんだろう。

 当面、旅行にあてるようなお金や休暇が用意できない時期でも、旅に想いを馳せる時間を持つ事はできる。あるいは「いつかは必ず行ってみたい」と思っている場所への旅なら下調べの時間が長いのもまた楽しい。それはとてもわくわくして普段の毎日も楽しくなってくる。

 「あの映画で舞台となった浜辺へ行きたい」「アビィロードへ行きたい」「あのブティックの本店に行きたい」・・こういう素直な理由からイギリス旅行を組み立ててみる。それらは地理や文化や歴史も抱き込んで素敵に想像力を掻き立ててくれる。ブラボー!素敵じゃないか。そしていつか実際に行く日へと近づくのだ。
ここにはそのための本や雑誌が、国やジャンルごとに分けられて陳列されている。古本・新品の別がないというのもいい。

 本が探しやすくて、この世界に迷いこんでしまうんだ。

[ 旅の本屋 のまど ]
営業時間:12時 ~ 22時
定休日:水曜日
http://www.nomad-books.co.jp/