コンランショップの広告2018/09/19 09:15

コンランショップのデザインがすっかり気に入ってしまった。
もともと壁面に絵やポスターフレームを飾りたいなと思いつつ、なかなかいいものが無くて今まで何もしていなかった。
たまたま貰ってきた森ビルのチラシ(それでもタブロイド版のゴージャスなものなんだけど)に載ってたコンランショップの紙面デザインが良くて。ダイソーのA3フレームに入れて飾ったら良い感じになった。これよこれ、こんな感じ。

ちょっとづつ、もう2、3のフレームを増やして壁面を飾るつもり。楽しみだ。

竹久夢二2015/05/10 11:48

 竹久夢二が好きだ。
 我ながら渋い趣味だなぁと思う。企画展や記念館にたびたび行っているが、そこで若い人に会った記憶がない。
 興味を持ったきっかけは、祖母が好きだったと母から聞かされたから。若い頃東京で暮らしていたことがある祖母は、茨城の農村で育った私にはいつもハイセンスに見えた。いつもは畑に囲まれた家でモンペで暮らしているのに、街中に出かけるとなれば薄いピンクのツーピースにウィッグを纏って颯爽と歩いた。立ち居振る舞いもきれい。周りのおばあちゃんにはそんな人はいなかった。
 その祖母が他界した後、笠間の美術館で『夢二展』があった。美人画も良かったが、デザイン画に惹かれた。庶民的なモチーフ。モダンでかわいい。美人画も独特。黒目の大きい、表情もいろいろにとれる顔。つかみどこのない表情が、印象に残る。
他にも、季節ごとに出していた絵葉書や、本の装丁。『宵待草』。詩歌。マルチクリエイターだよね。今見てもハイセンスだと思った。生まれる時代が早すぎた、って言う人がいて、本当にそうだと思った。だから埋もれずに済んだのだけど。
 東京の竹久夢二美術館、金沢湯涌夢二館(金沢旅行の記事でもすこし書いた)、岡山の夢二郷土美術館。近くに行けば足を運んでる。竹久夢二伊香保記念館もそのうち行くんだろうな。行くなら9月。『黒船屋』を見ねば。

靉嘔ーふたたび虹の彼方にー2012/03/27 20:54

東京都現代美術館にて。
 同じ茨城出身でこんな方がいたのね。フルクサスでオノ・ヨーコたちと活動もしたってうから歴は長い。最近よくやってるようなアートが全然新しくないんだなってことにびっくり。
 そして一群の虹の作品。本人にしたら書き続けているうち数が増えてしまったに過ぎないんだろうけど、虹たちがずらっと一同に介している様は圧巻。再び虹の彼方に誘われるのではなく、この人は今も虹と共にあるんじゃないかなぁ。そんな気がした。

追想 金沢③ 竹久夢二、くるみや2011/06/04 23:12

  「美の巨人」で「黒船屋」というタイトルの美人画が紹介されていた。それで思い出した。2010年金沢に行った時のこと。

 金沢に来たから、せっかくだからこっちの竹久夢二美術館もみてみたいなぁ。と思っていて。しかし金沢市内から少し離れた湯涌温泉にあるから日程が厳しくて今回は行けないなぁと半ば諦めかけていた旅行2日目。ひがし茶屋街を歩いていて懐華楼の中を見学していたら、窓からの眺めに「くるみや」の文字が見えた。何かアタリな香りのするお店だぞ、と思いながら、懐華楼の裏手にあるその店へ。ああ、こういうことか。
 和風小物のなかに竹久夢二の柄のものが。その品ぞろえもセンスがよい。(夢二デザインのパッケージのキャラメル、箱がかわいかったなぁ)
 嬉しくなってご主人に話しかけた。「夢二がお好きなんですね」。
「夢二美術館、今からでも行けますよ。そこのバス停からバスに乗って小一時間くらい」と言う。縁だ。もう、行くしかない。
 昼下がりだったがバスに乗り湯涌温泉へ。静かな温泉街。夢二と恋人の彦乃が滞在したのだという。なるほど、二人で過ごすのに良い場所だと思った。夢二が歩いたという高台にも上った。風もどこかしらかぐわしい感じで、行って良かったと思う。
 写真 右、「金沢湯涌夢二館」で買った「黒船屋」をあしらった一筆箋。左、ガイド本「乙女の金沢」(ISBN4-12-390137-9)。

くるみやのご主人はこうも言った。「黒船屋は伊香保温泉にあって毎年9月ごろ公開されるんですが、あれは、本物を見るとすごいですよ。」・・・行くしかないかな(笑)

曽根裕 展 |Perfect Moment2011/03/04 23:58

・・・人間があらゆる制約から解き放たれ、多様性に満ちた混沌の中に、ひとりひとりのユートピア、「パーフェクト・モーメント」を発見することへの願いが流れています。

曽根裕 展 |Perfect Moment (イントロダクションより一部抜粋)

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 彫刻作品と映像作品。

 人が何をもって最上とするか。この現代においてそれを決めるのは個人個人まったくもって自由だけど、どこに基準を置いたらいいかわからない。昔ながらの価値観にも絶対値とはならなくなってしまった。特に90年代以降が青春だった世代にはそんな空気が蔓延しているような。人間の歴史の中でみたら、職業も住むところも衣服も選択の自由があるはずなのに。自由すぎて混沌としてしまった現代社会を、ひとりひとりが常に見つめなおしていかなければならない。
 さて自分は、広い海のどこに錨をおろそう。そう考えさせられる展示だった。

 物体が持つ意味にも考えさせられたけど、大理石の彫刻の質感そのものもまた、すがすがしく美しく、安定感があって良かった。

 初台のオペラシティアートギャラリーで開催中。